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積雪寒冷地の北海道で
HOソイルによる土砂の資源化を研究

News

ニ ュ ー ス

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HOソイル※(Hydration Optimized Soil Cement) 

水和最適化ソイルセメント

 私達は砂防ソイルセメントで培った技術を発展させ、北海道の土を材料として様々な特性を持った土木材料として生まれ変わらせる研究を行っています。
 HOソイルは様々な土砂に適した水和反応によって固化するソイルセメント技術を意味するHydration Optimized Soil Cementから由来し、当社では呼称しています。
 なお、このHは当社の北海道の意味も兼ねており、北海道ソイルセメントという意味合いも含んでいます。
 
※HOソイルとは、H.O.S.C.(Hydration Optimized Soil Cement、水和最適化ソイルセメント)の通称。

Greetings

ご 挨 拶

 当社は、2020年9月に設立され、本道の特徴的な気候や地形などの地域特性、社会的条件に適した土砂の資源化を目指して、水和最適化ソイルセメント(Hydration Optimized Soil Cement:通称HOソイル)技術を確立するための研究・開発に取り組んでおります。
 近年、国内では、豪雨や地震による土砂災害で発生した大量の土砂の処理や建設工事等で発生した残土の処理などが大きな課題となっております。このような土砂の処理・資源化、そして、防災施設等のインフラ整備に利活用するために、本道に適したHOソイル技術を確立いたしまして、本道の安全・安心等に貢献したいと考えております。更には本道と気象条件が似ている積雪寒冷地の諸外国に、これらのHOソイル技術を紹介したいとも考えております。
 また、HOソイルの活用により全体として二酸化炭素の発生を抑えることなども可能となることから、北海道が目指している「ゼロカーボン北海道」の実現やSDGsの実現にも貢献してまいりたいと考えております。

株式会社北海道土砂資源化研究所 所長 宮木康二

Purpose

設 立 目 的

当社は、北海道の冷帯(亜寒帯)の気候と地形地質での現地土砂を建設資材で活用する、「HOソイルHydration Optimized Soil Cement」を使った土木建築物の研究開発と、新たな土木構造物を創造するために設立されました。
そして、北海道の大地にある誰でも入手可能な土砂を資源化し、北海道の気候や地形など自然特性をふまえて、今だけでなく、未来の人々が安全・安心に暮らせるようにそれに資するものをつくります。
 

Attempt

取 り 組 み

当社は、設立からこれまで、北海道大学(農学研究院基礎研究部内森林科学分野流域砂防学研究室)との共同研究や砂防学会北海道支部の有珠山緊急減災研究会に参加するなど、北海道の気候(寒い地域)に適用できるHOソイルに係る独自技術の研究・開発に取り組んでいます。インバックスグループからその一員として、北海道発の研究・開発について全面的なバックアップを受けています。
 
[インバックス代表からのコメント]
インバックスグループは、今まで日本全国の土砂を用いて砂防堰堤などを構築するためのHOソイル技術を提供してきました。北海道は我々が行なってきたHOソイル技術を活用できる地域だと考えています。北海道の厳しい自然の中、インフラ整備において、北海道土砂資源化研究所は、今後さらに重要な役割を担って行くことと思います。我々としても、その北海道発の研究・開発を全面的にバックアップしたいと考えています。
 

 

Vision

ビ ジ ョ ン

北海道の積雪寒冷地という地域特性に適したHOソイルのノウハウを確立し、その独自の技術で実際に北海道の防災施設等の整備に携わり、北海道の安全・安心に貢献したいと考えています。
そして、その技術を活かして、世界の積雪寒冷地のインフラ整備に携わり、そこに暮らす人々へ安全・安心な暮らしに貢献したいと考えています。